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【訪日中国人】鹿、食、雪! 訪日リピーター、地方の魅力を発掘中 2018年2月7日~2月13日都道府県口コミランキング

トレンドExpressでは、一週間の中国ソーシャルメディアでの日本関連書き込み総件数の推移、および日本で「行った」「買った」「食べた」「買いたい」「したい」と言及されている投稿の件数を毎週集計しランキング化しています。また独自集計によるECサイト人気日本商品ランキングも週次で公開しています。

今週の【週次ランキング解説】は趣向を変えて、2018年2月7日~2018年2月13日の日本の自治体口コミ数ランキングを見ていきます。

 

順位 都道府県 先週比成長率
1 福島県 100.0%
2 広島県 10.7%
3 山口県 7.5%
4 岡山県 7.5%
5 宮崎県 7.1%
6 鹿児島県 5.0%
7 福井県 4.7%
8 石川県 4.0%
9 島根県 3.6%
10 山梨県 3.1%

春節直前の「都道府県別書き込み数ランキング」において、上位のランキングには大きな変動はなかったものの、前週(2018年1月31日~2月6日)に比べると「広島県」と「石川県」が数字を伸ばしています。今回はこの2県に注目したいと思います。

近年の外国人訪日観光でもリピーターが増加。訪日観光のメジャーどころである東京・大阪・京都・北海道のスポットはすでに往訪済みという人々が、九州や四国、北陸、中国、東北地方など、まだ訪れたことがないエリアへ足を運んでいる傾向が見られます。さらに最近では、訪日外国人が少ないスポットを「発掘」して訪れるなど、「通」な中国人個人旅行者も増えているようです。

リピーターが熱視線!?広島県

今年に入り「行きたいランキング」で人気急上昇中のスポットが「厳島神社」です。日本三景のひとつで、ユネスコ世界文化遺産にも登録されている広島・宮島最大の観光名所。「美しい水上の鳥居」というワードとともにフォトジェニックな写真の数々が投稿されています。

なぜ今、広島なのでしょうか。

広島を訪れている訪日中国人のブログ等を見ると、複数回日本を訪れているリピーターが多いようです。様々なルートで収集した情報に基づいて、広島風お好み焼きを楽しんだり(「食べたランキング」でも「広島風お好み焼き」がじわじわ上昇中)、さらに宮島では、「〇〇したいランキング」で上位にランクインしている「鹿を見たい」という要望もかなえられるという、非常に高いパフォーマンスを有しているスポットなのです。

また広島までの移動手段は、上海・北京からの直行便にほかに、中国路線数が多い関西空港や、上海からのLCCが就航している高松から鉄道会社のお得なパスを利用して訪れる人、上海からフライト時間わずか1時間半の福岡空港から新幹線で訪れる人などさまざま。

交通手段が豊富な広島は、西日本・四国地区を拠点とする旅程に+αで訪れやすい場所にあることも人気の要因であると考えられます。

起点は石川なれど、観光は岐阜へ。

石川県は観光スポットも豊富に揃い、食文化も豊かな金沢市などもあるのですが、口コミを見てみると「行きたいランキング」に挙がっている「白川郷」や「飛騨」に関連しているものと思われます。両都市ともに岐阜県の人気スポットですが、どうやらまず石川を見てから岐阜へ、というルートが人気となっているようです。

雪に覆われた幻想的な白川郷の写真は、中国国内で展開される日本関連イベントでも度々使用されており、中国人にとって白川郷は日本の象徴的な田舎の光景というイメージがあるようです。「○○したいランキング」においても「雪が見たい」が上位にランクインされており、日本の雪景色は冬の訪日観光の見どころのひとつでもあります。

また、「飛騨」はご存知の通り中国国内でも大ヒットを記録した映画『君の名は』でヒロイン三葉が住んでいた場所のモデルとされ、百度検索の飛騨の関連ワードに聖地巡礼スポットが多く挙がってきます。

余談ですが前述の「広島県」も主人公の瀧が通う高校のモデルとされた学校があり、「都道府県別書き込み数ランキング」も名作の恩恵を被っているようです。


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