【インバウンドニュースまとめ】各地域の「モノ」や「コト」を海外とつなげるサービスが活性化!
日本の各地域の「モノ」や「コト」を海外とつなげるサービスが活性化!
先週は、海外と日本の各地域の「モノ」や「コト」をつなげるようなサービスに関するニュースが見られました。
6月14日Amazon.co.jpはサイト内に「The Wonder 500 Store」をオープンしました。このショップは日本の優れた地方特産品を海外に紹介するもので、経済産業省が推進するプロジェクト「The Wonder 500」において認定されたキッチン雑貨や生活雑貨、インテリア、文具などのアイテムを販売するとのことです。「The Wonder 500」は、クールジャパンによる地域活性化の推進のため、「世界にまだ知られていない、日本が誇るべき優れた地方産品」を選定し、海外に広く伝えていくことを目的としています。
中国トレンドExpressでは毎週、訪日中国人のクチコミを集計した「日本で買いたい」ランキングをお届けしています。キッチン雑貨や生活雑貨カテゴリでクチコミされている商品には洗剤や掃除用品、消臭剤、包丁やまな板、電子レンジ用調理器具などがあります。商品は多岐にわたっており、消耗品や道具、特に生活の困りごとを解決するアイテムや生活をさらに便利にするアイテムなど、日本の「モノ」が海外の方を魅了していることが分かります。
その他にも、バスで日本国内が移動しやすくなるようなサービスの企画・販売や、日本の「古民家」を使った事業に特化した融資制度が導入されるなどが報じられています。このような動きは、訪日外国人の地方分散や「コト」の多様化をさらに促していくのではないでしょうか?
参考:
Amazon、日本の特産品を海外に紹介する越境ECサイト「The Wonder 500 Store」をオープン(出典:ECサポーター)
道の駅 土産物を海外宅配 道開発局、民間と(出典:日本経済新聞 電子版)
【行政によるEC支援】全国20都府県が支援(本紙調査)(出典:日流ウェブ)
訪日客バスで全国縦断 鹿児島~北海道、9社連合(出典:日本経済新聞 電子版)
鳥取)外国人客 大阪-鳥取1000円に(出典:朝日新聞デジタル)
地銀が「古民家」に着目 訪日外国人狙って改修後押し(出典:NIKKEI STYLE)
中国のシェアサイクル、いよいよ日本上陸
その他に気になるニュースとしてご紹介したいのが、中国の自転車のシェア(共有)サービス大手、摩拝単車(モバイク)の日本進出です。報道によると、30分100円以下で提供されるとのことですが、日本でも、訪日外国人含めその利用が拡大していくのでしょうか?気になるところです。
中国発シェア自転車が上陸 スマホで解錠・決済 30分100円以下で提供(出典:日本経済新聞 電子版)
中国トレンドExpress編集部では、特集記事にてシェアサイクルの価格について日中で比較していますが、今後も訪日中国人のシェアサイクル利用について、動向をウォッチしていきたいと思います。
▼特集記事はこちら
【特集】いくらで食べる?乗る?遊ぶ? 中国の物価(6) ~タクシーと交通機関からシェアサイクルまで! 運賃まとめ~
参考:
中国で「シェアエコノミー」が大爆発中のワケ(出典:東洋経済ONLINE)
モバイル人口7億人の中国 自転車シェア利用者は2000万人以上(出典:Forbes Japan)
中国のバイクシェアリング大手Mobike(摩拜単車)、Apple PayとiPhone カメラのサポートを発表——グローバル化へ向け加速(出典:THE BRIDGE)