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【中国人気】中国女性は10代、20代で高級エイジングケア用品爆買い中!-「買いたい」日本製品ランキングから

トレンドExpressが毎週行っている中国ソーシャルメディアにおける日本関連書き込み総件数ランキング。そのランキングから、注目の商品、注目のサービスをピックアップ。中国消費者がハマる背景を探ります。今回は2018年9月26日~10月2日「買いたい」ランキングから、中国の意外な層に刺さっている、高級エイジングケア化粧品の人気を探ります。
まず最新のトップ10はこちら。

2018年9月26日~10月2日「買いたい」ランキング

今週の中国人気商品:「コスメデコルテ 化粧液」

今回注目するのは9月26日~10月2日「買いたい」ランキングから「コスメデコルテ 化粧液」は、コーセーから発売されているブランド「コスメデコルテ(DECORTÉ)」エイジングケアシリーズ「リポソーム」の保湿美容液「モイスチュア リポソーム」です。

「買いたい」日本製品ランキング26位にランクインしている同アイテムは、10,000 円/40mL、13,500円/60mLと決して安くはない金額ですが、多重層リポソームを採用した化粧品として、20年間愛され続けている信頼と実績が中国国内でも高い評価を得ています。

中国女性は10代から高級エイジングケア用品を

中国国内で根強い人気を誇っており、『爆買い』の定番基礎化粧品ブランドといえば、「SK-II」「エリクシール」「コスメデコルテ」などが挙げられます。
どれも加齢によるたるみやくすみに立ち向かい、肌のハリやキメ細かい若々しいお肌を保つエイジングケアに定評があり、使い始め年齢を30〜40代に設定した高級感のあるラインナップです。

しかし、中国国内の各種SNSを見ていると、これらのエイジングケアアイテムの愛用者は10〜20代が非常に多いことに驚きます。
日本や中国の百貨店内のブランドカウンターには、若い中国人女性の姿も頻繁に目にします。

20代前半から5年近く「SK-II」を愛用しているという20代後半の中国人女性に話を聞くことができました。
使い始めたきっかけは「広告」だそうで、『日本製』『ブランド力』『口コミ』の3つが決め手となったそうです。
40代の筆者からすると、「まだまだエイジングケアは早いのでは!?」と思うのですが、彼女らの主張は「早い方が良いでしょ!」でした。
同世代の友人らもまた、「SK-II」「エリクシール」「コスメデコルテ」を使用している人が多いそう。
ちなみに今後使ってみたいブランドは、再春館製薬所の「ドモホルンリンクル」だそうです。

人気の使用感は、「お肌がしっとりとして、ハリ感を良く感じられるもの」だとか。
中国国内は大陸からの乾燥した風の影響で乾燥しやすいため、男女ともに乾燥肌で悩む人が多く、保湿機能が高いアイテムが人気です。エイジングケア用品は保湿機能が優れているアイテムが多いことも、これらのブランドが求められている秘密かもしれません。

基礎化粧品にかける費用は1000〜1500元/月!

日本では、コスメ業界全般でプチプラブームとなっており、メイク用品だけでなく基礎化粧品関連もリーズナブルな製品を使用する人が増えています。しかし、中国国内では質と価格は連動すると考える人が多く、安さが必ずしも「ウリ」にならないのが販売メーカーの難しいところです。

日本では、働く女性が1ヶ月にかける基礎化粧品代は月に5,000〜10,000円が相場と言われていますが、中国では月に1,000〜1,500元(およそ17,000~20,500円)ほどというから驚きです。
給与は地域や能力によってさまざまですが、2018年9月に発表された大学新卒者の初任給の平均は5,044元(およそ85,748万円)ですから、基礎化粧品にかける費用の割合が非常に高いことが伺えます。

中国・美肌ブームが到来。エステや美容外科通いも

中国国内では美容に対する関心が年々高まっており、特に20〜30代の女性を中心に「美肌」がブームとなっています。
各種ランキングを見てもお分かりの通り、基礎化粧品やメイク用品など、美容に関するアイテムが上位にランクインしています。
また、肌のお手入れは、朝夕のケアはもちろん、定期的にフェイシャルエステに通う人も増えています。

エステは富裕層向けの高級店から、手頃な価格設定のローカル店までさまざまです。日本ではエステというと、少々敷居の高いイメージがありますが、中国国内ではネイルサロンに通うような感覚で気軽に立ち寄れる場所なのです。

さらに、最近では美容皮膚科も増えており、フォトエステやピーリングからプチ整形まで、医療技術を駆使した美肌づくりも注目を集めています。