【中国人訪日観光】ハイクオリティ日本の缶詰に中国訪日客も驚愕!~「食べた」ランキングから
トレンドExpressが毎週行っている中国ソーシャルメディアにおける日本関連書き込み総件数ランキング。その中から「行った」、「食べた」、「〇〇したい」などインバウンドに関連したランキングをピックアップし、注目のキーワードを分析します。
今回は2019年3月13日〜3月19日「食べた」ランキングから、「え? それ?」と思わず驚く日本の食品人気についてお届けします。
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まずランキングトップ10はこちら。
今週の注目Word:「日本の缶詰」
今回注目するのは、食べたランキングで急上昇している「日本の缶詰」です。
最近はサバ缶が品薄になるなど、日本でも人気の缶詰。
魚や肉、野菜など、缶詰商品はとにかく種類が豊富です。そんな色んな味わいが楽しめる日本の缶詰ですが、中国人観光客にも人気となっています。
「空気の缶詰」も人気に? 中国の日本缶詰熱とは
缶詰といえば、普段の食事のおかずとしてはもちろん、非常食として、酒のおつまみとしても重宝します。
おなじみのサバ缶やサンマの蒲焼から、高級食材を用いたものまで、その種類は数え切れないほど豊富。日本ではそんな缶詰を使った缶詰専用の居酒屋やバーができるほどです。
魚や肉、野菜、フルーツと何でも缶詰にできてしまう日本ですが、ダントツで人気なのは、シーチキンでおなじみのツナ缶で、これは万国共通で人気の商品になっています。
ちょっとユニークなもので、たこ焼きやパンがありますが、富士山の空気を缶詰にした商品が中国人の間で話題になったことも。
その人気に火がついたのは、PM2.5による環境問題が深刻だった頃で、ちょっと高額な商品だったにも関わらず、数多くの中国人観光客たちが買い求めていたほどです。
メディア注目の人気缶詰。実食レポートも
中国のメディアが「食べてみる価値がある、日本ならではの缶詰食品を挙げてみた」とする記事を掲載したことがあります。
この時は発売元と商品名をあげ、8種類ほどをセレクト。それぞれ食べた感想付きで、日本らしい缶詰食品として紹介していました。
マルハニチロの「さんま蒲焼」にはじまり、いなば食品の「チキンとタイカレー」、ほていフーズの「やきとり」、国分の「缶つまレストラン・厚切りベーコンのハニーマスタード味」など、そのセレクトもユニーク。
いずれも実食しているので、その味わいと特徴をしっかりとレポート。
「醤油をベースとした秘伝の蒲焼だれと程よい脂のサンマがマッチして実に美味しい」や「炭火焼き独特の香りがあり、その濃厚な味わいは一度食べると病みつきになる」など、興味をそそる内容になっています。
日本の缶詰は、長期保存ができて料理にも使いやすく、そして何より、非常に美味しいものです。
そのクオリティの高さは誰もが認めるところ。日本の缶詰は、常温のままでもとても美味しく食べられます。冷めたものをあまり好まない中国人は多いのですが、この美味しさを体験したら、やはり食べずにはいられないようです。