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【訪日人気ランキング】沖縄が人気日本で「行った」ランキングで1位に

トレンドExpressでは、一週間の中国ソーシャルメディアでの日本関連書き込み総件数の推移、および日本で「行った」「買った」「食べた」「買いたい」「したい」と言及されている投稿の件数を毎週集計しランキング化しています。また独自集計によるECサイト人気日本商品ランキングも週次で公開しています。

今週の【週次ランキング解説】は、2018年1月10日~2018年1月16日の日本で「行った」ランキングについて取り上げます。

アニメコラボが人気復活の秘訣!?

正月休みも終わり、旅行客も少し減少傾向がみられる1月後半ですが、1位から5位までのランキングは先週から変動がありませんでした。やはり定番観光地である「沖縄」「札幌」「清水寺」「大阪城」「渋谷」などは依然として人気が継続しているようです。沖縄県は1月でも平均気温が17℃と暖かいので、北京や上海の人にとってひと時でも寒さを忘れられる温暖な旅行地として選ばれているようです。

2018年1月10日~2018年1月16日の日本で「行った」ランキング

10位圏内では、9位の「東京タワー」は2016年末頃は100位圏外になるほどランキングを下げていましたが、最近は再びランキングを上げてきています。

新浪微博のクチコミ情報を見てみると、「ワンピース20周年のコラボ展示が面白くて一日いても飽きない」「東京タワーはライトアップが幻想的で素敵だった」「増上寺にお参りしてから東京タワーに登った。中には水族館もあってびっくり」などがありました。

中国でもワンピースは翻訳され高い人気を誇っているので、中国人旅行客にも支持されているようです。また東京タワー周辺には見どころも多く、芝公園や、増上寺、愛宕神社などと一緒に観光している人も多いようです。

立川に中国人が集まる理由

14位にランキングしたのが「立川」です。日本人の感覚では東京のベッドタウンの町というイメージが強いかもしれませんが、町ぐるみでインバウンド対策にも力を入れており、外国人旅行客の集客に力を入れているようです。

また、トレンドExpressで調査しているクチコミ聖地巡礼ランキング2017年度版では、立川は13位にランクイン、「とある科学の超電磁砲S<レールガン>」の聖地の1つとされています。


▼1位は言わずと知れたあの映画

【聖地に集う中国人】2017年版 前編 ~1位はもちろん岐阜県舞台のあの映画!「聖地」ブランド継続の要を書き込みから~


一方で、団体旅行客が宿泊施設として立川のホテルを利用するケースが多いということもあります。近年は都心のホテルに空きがないことも多く、その宿泊先供給先として立川が選ばれることもあるようです。

新浪微博のクチコミを見ても、はやり長く滞在して立川で遊ぶというよりは宿泊施設としてのみ利用しているケースが多いようで、地元の商店街や周辺観光地への誘致が今後の課題となってきそうです。

大阪観光の穴場フォトジェニックスポットとは?

17位にランクインしたのが「難波神社」です。クチコミを見てみると、「難波八坂神社」についてのクチコミも多くあり、中国の方が名前を混同している可能性もありそうです。

フォトジェニックという観点でいえば、難波八阪神社のほうに軍配が上がりそうです。というのも、難波八阪神社の「獅子殿」の写真がアップされているクチコミが見られ、そのインパクトから観光客の人気写真スポットとしても有名になっている様子が確認できるからです。クチコミを見ると「獅子の頭が想像していたよりも大きくてびっくりした」「神社とは思えない。中国でも見たことが無い」などがありました。

難波駅や梅田といった中国人旅行客の滞在先となっている場所からも近く、少し足を伸ばしてでもインパクトのある写真を撮りたいと思う人が多いようです。


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