【中国インバウンド】中国人に人気のUSJその理由とは?「行った」ランキングから

トレンドExpressが毎週行っている中国ソーシャルメディアにおける日本関連書き込み総件数ランキング。その中から「行った」、「食べた」、「〇〇したい」などインバウンドに関連したランキングをピックアップし、注目のキーワードを分析します。今回は「行った」ランキングから、日本のアミューズメントパークに対する人気ポイントが見えてきます。

まずランキングトップ10はこちら。

中国インバウンドで人気「ユニーバサル・スタジオ・ジャパン」

今回注目するのは「行った」ランキングの上位に必ず入っている「ユニーバサル・スタジオ・ジャパン」。

「ユニーバサル・スタジオ・ジャパン(以下USJ)」は、東京ディズニーランドやサンリオピューロランドに大差をつけて、行ったランキングの上位にランキングされるほどの人気を誇っています。アミューズメントパークだけに絞れば堂々の1位。

USJの何が中国人の心に刺さるのでしょうか。

関西観光へ向かう中国人の増加

毎月のように増え続けている訪日中国人旅行者ですが、その大半は関西国際空港を利用しており、東京から入国した場合でも、新幹線で大阪・京都へ移動し旅行を楽しんでいるようです。

また、関西国際空港には、手頃なLCCが数多く就航しているのも関西訪問の理由の一つになるでしょう。

このように、大阪・京都を中心とした関西方面へ旅行する中国人は、思いの外多いのです。

そのため訪日目的のショッピングや寺巡りに加え、行ってみたい場所の候補としてUSJがあげられるのです。

アミューズメントパークとっても少ないという国情も

なぜ中国人は遠路遥々、日本へ来てまでアミューズメントパークへ行くのでしょうか。

2017年、上海にディズニーランドができたことは記憶に新しいのですが、2019〜2020年にも北京に「ユニバーサルスタジオ・北京」がオープンする予定です。このように、ここ数年、中国国内に次々とオープンする予定にはなっていますが、実はそもそもアミューズメントパーク自体が、中国にはまだまだ限られています。

それにプラスして、USJなどは外資企業のコンテンツを提供していますが、サービス自体は日本独自のもの。機械的ではない気持ちの良いおもてなしやパーク内の清潔さは、中国人の心に刺さるのです。

さらに中国では映画興行による収入が世界的に見ても増加しており、『ハリーポッター』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』などのシリーズは大人気。

これら映画やテレビなどでしか見られないものが、USJに行くことでその世界観を身近に体験できることが何よりの魅力となっているようです。

大阪へ行ったらUSJへGO

たまたま5月に中国から関西方面を旅行する中国人の友人がいたので、どこを訪問するのか聞いてみました。

今回は京都では日本式の旅館に泊まり、寺巡りや宇治の方へも足を伸ばし、大阪ではグルメ三昧プラス「USJに行く予定」とのこと。

なぜにUSJなのかと尋ねたところ、中国にはアミューズメントパークが少ないことをあげ、中国人の若い世代にとって、USJにはとても興味深いエンターテインメントやアトラクションが用意されているからとの答えが返ってきました。あと、中国ではどこへ行っても多くの旅行者が来ているために、行列だらけで疲れてしまうとも。

中国では5月1日に中国国産のアミューズメントパークである「東方科幻谷」がオープンし、その「WeChat映え」の良さからSNS上に話題になっています。すでに一部のKOLがライブ配信などを行っているようで、今後の人気、そして口コミの動静が気になるところです。

「東方科幻谷」オープンを告げる報道

とはいうものの、USJには、中国人を魅了するコンテンツやサービスが次から次へと提供されており、人気はまだまだ続きそうです。

参考:
东方科幻谷有个“网红餐厅” 游客来了必“打卡” 出典:黔訊網(中国語)

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