【Inbound Now】早起きして築地市場へ。その衛生面にビックリ!―「行った」ランキングから

トレンドExpressが毎週行っている中国ソーシャルメディアにおける日本関連書き込み総件数ランキング。その中から「行った」、「食べた」、「〇〇したい」などインバウンドに関連したランキングをピックアップし、注目のキーワードを分析します。今回は2018年6月13日〜6月19日「行った」ランキングから、一時期ニュースを騒がせた、東京の人気スポットを紹介します。

まずランキングトップ10はこちら。

2018年6月13日〜6月19日「行った」ランキング

今週のInbound Word:「築地市場」

今回注目するのは、行ったランキングの上位に必ず入っている「築地市場」です。

「築地市場」は、常時ランクインされる以前から外国人観光客に大人気になっており、ここを訪れることを楽しみにしている人が数多くいるスポットなのです。

移転問題が動いた2017年半ばには、その影響を受けてかランキングを下げています。ここにも中国消費者の日本情報キャッチのスピードが垣間見られます。

東京の台所・築地市場

「東京の台所」と呼ばれている築地市場。日本国内の価格と比べても、築地市場の海産物はとても安く新鮮。海産物の卸売りだけでなく、飲食店では鮮度抜群の寿司や海鮮丼が手頃な価格で味わえるとあって、世界中の旅行者やグルメたちに人気となっています。

中国の大手新聞などでも築地市場はよく取り上げられ、「海鮮丼以外では厚焼き卵も、築地市場に行ったら必ず味わってほしいグルメの一つ。海苔味やエビ入り、ネギ入りなど、あなたの口に合うものが必ず見つかるはずだ。新鮮な食材と本場の技術、日本料理の季節感や美しさへのこだわりが築地市場の絶妙な味わいを作り上げている」と紹介されているほどです。

築地市場では新鮮な海産物が味わえるだけでなく、マグロの競りを見学することができるのもポイントです。

また、重さ200キロ以上の本マグロが地面にズラリと並べられる競りでは、壮観な光景を見ることができるだけでなく、日本の漁文化を肌で感じることができるのも人気のひとつになっています。

グルメじゃなくとも訪れておきたいスポット

築地市場は世界最大級の市場であるとともに、その清潔さは中国人旅行者に驚きを持って受け入れられています。

その理由は、中国人にとって非常に身近な問題となっている「衛生面」。中国の市場は衛生面に心配があることなど、活気はあるが旅行時に訪れたいと思う場所ではないようです。

築地では、そんな中国の市場との違いを目の当たりにして驚きを感じるようです。「ここが海鮮市場なんて信じられない」と口にする中国人が後を絶たないのだとか。

築地市場で購入した刺身を、その場で口に運ぶことができるほど衛生管理がしっかり行われていて、食の安全も信用できるということは中国の市場ではありえないことなのです。

築地への移転は今後影響する?

2020年の東京五輪に向け、築地市場が豊洲に移転することが決定しています。一旦移転してしまうと、1935年から営業しているこの市場を見学することはできなくなってしまうとあって、移転前の築地市場がかつてないほどの人気となっているわけです。

その影響か、築地内にある有名な食堂には観光客が殺到し、長蛇の列ができています。それは、有名店以外ににも波及している様子です。こうしたお店は味もよく値段は手頃なので、「行ってみる価値」となっているようです。

中国の大手ニュースサイトでも度々取り上げられる築地市場ですが、移転のニュースで必ずと言っていいほど「築地に市場があるうちに、一度は訪れてみるべきだ」と強く訴えています。

現在、移転前に行かなければと考えている中国人観光客は想像以上に多く、一方、移転後には豊洲へ足繁く通う姿が見受けられることが予想されます。

より詳しい中国情報はこちら
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