【中国人気商品】目からウロコの便利・アイディアグッズの売れ筋は掃除用品のアレ!-「買った」ランキングから

トレンドExpressが毎週行っている中国ソーシャルメディアにおける日本関連書き込み総件数ランキング。そのランキングから、注目の商品、注目のサービスをピックアップ。中国消費者がハマる背景を探ります。今回は2018年11月14日~11月20日「買った」ランキングから、日本で日常生活~大掃除の必需品、お部屋をきれいにするあのグッズについて、中国の状況を分析してみたいと思います。

まずは最新のランキングから。

2018年11月14日~11月20日「買った」ランキング

今週の中国人気商品:「クイックルワイパーハンディー」

今回は「買った」ランキング23位にランクインした「クイックルワイパーハンディー」に注目したいと思います。

「クイックルワイパーハンディー」とは、花王から発売されているお掃除グッズで、毛先の長い吸着センイが、棚やすき間のホコリ・花粉・ハウスダストを絡め取ってくれるハンディーモップです。

日本に旅行に来て、わざわざ購入するアイテムが掃除道具?!と思われるかもしれませんが、実はこのような便利な日用品が、中国ではあまり手に入らないのです。

住居様式と「阿姨(アイ)さん文化」に変化が?

訪日外国人たちに人気の売れ筋商品といえば、医薬品やコスメ・スキンケア用品が定番ですが、実は日本が誇るキッチン用品や日用品などの便利・アイディアグッズも密かな人気商品なのです。中でも掃除用品は棚用の「クイックルワイパーハンディー」とフロア用の「クイックルワイパー」は特に愛用者が多いアイテムとなっています。

掃除用品が中国で求められるようになった背景として考えられるのは、細かなケアが必要な高級インテリアを多用した近代的なマンションが増えたこと、掃除や洗濯などを代行するアイさんと呼ばれる家政婦さんを雇う世帯が減ってきていること、そして埃っぽい中国の気候が挙げられます。

中国では地域差はありますが、とにかく砂埃との戦いです。夕方、仕事を終えて部屋に戻ってくると、どこからやって来たのか分からない砂埃がフローリングに溜まっているということがしばしば…。

以前は住み込みで家事を代行してくれるアイさんに日々の掃除を任せていたという世帯も多かったのですが、近年はアイさんを雇う人件費の高騰や若者を中心に一人暮らし世帯の増加により、週に1〜2日だけの代行や、雇わないという世帯が増えています。

すると、必然的に自らが掃除をする必要がありますが、中国のマンションは小さくても80㎡以上、一般的に購入されるものでも100㎡以上と非常に広いのです。

そういった状況から、簡単・便利な掃除用品の需要が高まっているのです。

つい最近、外資系高級ホテルが雑巾1枚で床もテーブルも食器も拭いていたという報道があり、世界中が驚きましたが、実はこれは“中国のお掃除あるある”の代表格。

日本人がアイさんを雇う際、「これは床雑巾、これはテーブル用布巾、これは食器用布巾」と分けて使うことを教えるというのはよく聞く話なのです。

日本の百円ショップは宝の山

今、中国だけではなく世界中から「日本人の発想力の賜物」である日本の便利・アイディアグッズが注目を集めています。

量販店などでさまざまなアイテムが売られていますが、衣食住に欠かせない生活必需品はもちろん、痒い所に手が届くような、あると便利なアイディア商品が100円で手に入る百円ショップの人気がとりわけ高く、各国の訪日ツアーの立ち寄り場所として組み込まれているほどです。

最近は訪日外国人を意識した売場作りもされており、和柄製品や飾り物なども充実しています。

 

中国では水や野菜やライフラインなど、生きていくには必要不可欠なものは比較的安価に設定されているのですが、鍋や食器をはじめとするキッチン・日用雑貨や嗜好品などは高めで、日本で購入する金額の2〜5倍ほどするものもあります。

ですので、筆者が上海で生活をしていた時には、フライパンや鍋、お玉、食器洗いスポンジやボディタオルに至るまで、日用品は帰国時に買い揃え、スーツケースに詰めて持ち帰っていました。

7〜8年ほど前からは、上海などの都市部では日本の百円ショップ人気にあやかって、百円ショップ製品を扱う10元ショップが登場しました。しかし、日本で100円(約6元)の商品が10元(約170円)で販売されており、割高感は否めません。品揃えも偏っている印象です。

余談ですが、当時、10元ショップでフロアのおそうじシートが販売されていましたが、肝心の本体(肢の部分)の取り扱いがなく、シートのみ販売していることを不思議に思っていました。

日系の百貨店でも同様、本体がすぐに売り切れてしまうのか、はたまた取り扱いをしていないのか不明なのですが、シートのみしか見たことがありませんでした。

ですので、日本への一時帰国の際には、中国人同僚だけでなく、日本人の友人にも「クイックルワイパー」の本体だけを頼まれることが多く、多い時には3本もスーツケースに詰めて中国へ戻ったことがあります(笑)

中国の経済発展とともに、ライフスタイルも大きく変化を遂げていますが、日本の便利グッズは、そんな生活の利便性を高めてくれるアイテムとして、中国でも注目の存在となっています。

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