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【中国人気商品】「歯痛は病気じゃない」から意識改革!白い歯こそステイタス〜「買った」ランキングから

トレンドExpressが毎週行っている中国ソーシャルメディアにおける日本関連書き込み総件数ランキング。そのランキングから、注目の商品、注目のサービスをピックアップ。中国消費者がハマる背景を探ります。

今回は2019年4月10日〜4月16日「買った」ランキングから、顆粒が気持ちいい、香味も最高の歯磨き粉の人気について分析してみたいと思います。

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まずは最新のランキングから。

今週の中国人気商品:「クリアクリーン ホワイトニング」

今回は「買った」ランキングで12位にランクインしている「クリアクリーン ホワイトニング」に注目したいと思います。

クチコミ件数は年々増加傾向にあり、オーラルケアに関する関心もどんどん高まっていることが感じられます。

低刺激のさわやかなミントが人気に

この花王のクリアクリーンシリーズは顆粒が特徴的で、フッ素配合で虫歯予防も効果的です。

 

ホワイトニングはさらに着色汚れを落とす効果があります。

タバコのヤニ、毎日の着色汚れや歯垢を落として、歯本来の白さに戻ります。リンゴ酸が着色汚れを付きにくくします。香味は男女とも好きなすっきり爽やかなクリアミントと女性やこども好みの華やかなアップルカモミール2種類があります。

 

ミント系の歯磨き粉の中には時折ミントが強く、人によっては刺激を感じることもありますが、こちらの商品は刺激ではなく「心地よいさわやかさ」、とても優しい使い心地になっています。

顆粒入り。ホワイトニング効果はまだ分からないけど、こういうすっきりしたミント味がとても好き。

この歯磨き粉はとても効果的。一本を使いきったけど、歯が明らかに白くなってる。一番大事なのはこの歯磨き粉はとても優しい。私の歯は少し敏感だけど、これは刺激を感じない。

変わる食生活で「歯の悩み」が誕生?

さて、大昔の中国人は野菜メインの食事でしたふが、同時にそのころから歯を磨く習慣がありました。

『礼記』(周から漢にかけて儒学者がまとめた礼に関する書物)には「鶏初鳴,咸盥嗽(朝、鶏が啼いたら、塩水で口を嗽ぐ)」と書かれています。

 

しかし現代、経済的余裕も出てきたことで、元々美食家の中国の消費者は、肉をメインとする食事へと変わってきました。

また洋風デザートやコーヒーなどを日常的に食べたり飲んだりすることで、むし歯と着色汚れ、歯垢が現代人共通の悩みとなったのです。

キレイな歯はステイタス!歯のケアは欧米に学べ

食習慣の変化はあれども、歯の予防への意識が変わってなかったころ、中国の消費者には「歯痛は病気じゃない」という考えがありました。

 

しかし最近、特に高学歴、高収入の消費層は、仕事上や観光などで海外へ行く際、欧米の人たちの歯に対する意識を知りました。

欧米では白くて歯並びのいい美しい歯は、自信と繋がりだけではなく、ステイタスにも関わります。

こうした欧米のオーラルケア意識に触れたハイエンド消費者たちも、それに倣い定期的な歯の健康チェックだけではなく、日常的なオーラルケア商品にも非常に強いこだわりを持つようになったのです。

虫歯予防はもちろん、ホワイトニングや、さらに今後着色汚れを付きにくい効果を求めています。

 

また、歯は悪くなったらもう遅い。大事なのは予防から。

特に虫歯で痛い目にあった経験のある親世代は「自分のこどもには小さい頃からちゃんと予防させないと」という意識が強まります。

そこで、刺激性が低くかつ「美味しい」クリアクリーンを選んでいるようです。

また、歯磨き粉とは言え直接に口に入れるものなので、安全性に定評がある日本産、という点もはまた中国の消費者から評価されているポイントになっているようです。

 

さらに日本の歯磨き粉以外にも、日本の歯ブラシ(歯茎にも優しい極細毛、舌をマッサージできる機能など)やオシャレなポケット型電動歯ブラシ、本格的音波振動歯ブラシといった商品も高い人気となており、訪日観光のついでに、必ず購入すると言っても過言ではない商品となったのです。