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【コンテンツBiz】夢ではなく、自分が「なるべき姿」! 美少女戦士が中国で世代超えて愛される理由

「月に代わっておしおきよ」の名台詞で90年代の日本を席巻した人気アニメ『美少女戦士セーラームーン』(武内直子・作)。その影響は遠く海を越えて世界レベルで広がっています。

もちろん、中国もその一つ。いわゆる80後からその次の世代へと、人気は受け継がれています。

しかしその人気の背景は、日本とはちょっと違っているようです。今回は人気アニメ『セーラームーン』人気と現代中国の女性たちをめぐる環境を考えていきましょう。

90年代の日本で一世風靡した

2019年5月、アメリカのファッションの祭典「メットガラ(Met Gala)」に登場した女優兼モデルのリリー・ローズ・デップ(俳優ジョニー・デップの娘)着用のドレスが、日本そして中国のネット上で話題となりました。

彼女がこの日選んだドレスは、1992年にシャネル(Chanel)が発表した春夏コレクションのうちのひとつ。しかし、このドレスが話題となったのはそのブランドによるものではなく、デザイン。

日本の人気漫画・アニメ『セーラームーン』に登場する「セーラープルート」こと「冥王せつな」が着用していたドレスと全く同じデザイン。

そこに中国の同作品ファンたちが気付き、Weibo上で熱い投稿を行ったのです。