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【セミナーレポート】国慶節需要を逃さない!(5)事例から見る「発掘」「抽出」「選定」

(4)では、国慶節に打つべきプロモーション戦略について、「情報をウェブに流すことで、知られた商品となること」、「一次情報とKOLの関係性を把握することの重要性」の2点を確認しました。本編ではさらに具体的に、有効なプロモーション戦略の事例を取り上げ、「インサイトの発掘」「Buzzワードの抽出」「メディアの選定」の3ステップに焦点を合わせてみていきます。

事例1:化粧品メーカー「妊娠中に使える化粧品」

【消費者心理の発掘】
中国には「化粧品には有害物質が入っているかもしれないので、妊娠すると化粧をしない」という方が多くいます。これを逆手に取って「妊婦でも使える化粧品」を売り出しました。

【Buzzワードの選定】
実はこのケースでは当初は「天然ミネラルの化粧品」の消費者像を探るべく、SNS投稿の内容をリサーチしていました。すると、「天然ミネラルの化粧品」に関心を抱いているのは妊婦が多いことがわかり、商品のコンセプトを「妊婦でも使える、天然ミネラル化粧品」とすることに決めました。

このメーカーの場合は、施策実施後、店舗売上が3倍になりました。

事例2:メーカー「本家の日本で人気の○○」

【消費者心理の発掘】
このケースでは、まだ中国では馴染みのないUVカット製品の商品がプロモーションの対象でした。「消費者は存在にすら気づいていない」アイテムなので、Buzzワードの選定には同じカテゴリの他製品に関する消費者心理を参考にすることにしました。

【Buzzワードの選定】
「UV」、「日焼け止め」などのキーワードで分析したところ、「日本で有名」、「日本で人気」などが製品の人気に影響していることが分かりました。そこでこのアイテムは「日本で支持されているファッションスタイルの一部」というコンセプトで仕掛けることに決まります。

【メディアの選定】