中国女性のお悩み相談室(1) ~中国を動かす女性たちがSNSに吐露する心の内は?~

かつて「女性能頂半辺天(女性だって天下の半分を支えているのだ!)」という有名な言葉がありましたが、現代中国ではその女性の地位はより高まっているように見えます。しかし、そうした女性たちも、心の中には多くの悩みを抱えています。今回は中国を動かす女性たちの「悩み」に迫ります。

【調査概要】
データ収集期間:2017年1月1日-2017年12月31日
データ収集方法:新浪微博を対象に女性の悩みに関連する内容と特定できる書き込みを収集後、対象書き込み内から「女性の悩み」に関係する行動を予定する書き込みを抽出・集計した。

中国のある機関の統計では「女性経済」、すなわち女性による消費の市場規模は現在2兆5000億元程度ですが、来年2019年には4兆5000億元と倍近い伸びを見せると言われており、多くの企業が注目している市場となっています。(ちなみに2017年の中国では、男性人口が7億1137万人、女性が6億7871万人で、男女構成比は女性を100としたとき、男性が104.81となっています)

中国経済を動かす中国の女性

成長予想を裏付けているのが、大手ECサイトから発表されている女性に関わる消費動向報告です。

EC大手の天猫は、自社データを分析して中国の女性消費の動向を発表しています。その中で「35万人に上る女性消費者は1年間で少なくとも12個のバッグを購入しており、また1年間で口紅を5本以上購入した女性ユーザーは300万人を超える」との見方がなされており、中国人女性の旺盛な消費意欲を見せつけています(素朴な疑問ですが、口紅年5本はまだいいとしても、バッグ年12個買って、どこに置くんでしょう…)。

またそのライバルである京東も3月7日に自社データをまとめたコスメ消費レポート『2017-2018美装消費趨勢報告』を発表。「フランス、イギリス、韓国、日本、アメリカなどの海外商品(輸入高級商材)は26歳から35歳が主力消費者であり、すべてにおいて購入者の45%ほどを占めている」と発表されています。

そのため、コスメ業界においては、ハイエンド商材のターゲットを26~35歳の女性と定め、プロモーションが展開されているようです。こうしたデータだけを見ていると、中国の女性はショッピングを謳歌し、非常に楽しい生活を送っているように思えるかもしれません。

しかし、どんな社会にでも悩みは存在するもの。そしてその悩みにたいするソリューションが、新たなニーズとして市場を形成していくのです。

ということで、ここからが本特集の本番。中国の女性たちの悩みを見ていきましょう。

参考:
大数据解读女性消费(出典:鳳凰網) 中国語

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